アメリカン珈琲

アメリカン珈琲というと普通は薄い珈琲ぐらいの意味である。しかし私の場合だと普通に珈琲を落としてそれからお湯で薄めることである。これだとおいしくないところを落としてしてまう過抽出を防ぎ、旨みだけを楽しめる。
しかし今日珈琲専門の小冊子を読むと「浅い煎りから中煎りの珈琲を荒めに挽きそれを淹れたもの」とあった。相違点は挽き方の荒さとお湯で割らないことである。想像だがこれだと粒子が粗い分サッと飲める珈琲になると思う。
ちょっと気になったので実際にやってみた。粒度を二メモリ分荒くして、淹れるときのイメージはネルの中の温度をやや高めにして、全体としてはポットからの湯量は細く注ぐぎ、スピーディに淹れるようにしてみた。
飲んだ感想は、いつもの珈琲にあるボディと呼ばれる重厚感が弱く、後味の甘みがより増す感じであった。日本茶感覚でブルーマウンテンが好きな日本人好みの味だなと思う。あの豆も浅く煎れて、甘みと酸味を楽しむ珈琲である。
総括。あまり珈琲と縁の無い人には結構有効な淹れ方である。いつか試してみよう。