はちみつレモン(自家製)

寒天をご飯といっしょに炊くのが流行り、他聞にもれず我が家も採用している。そのようなわけで押入れの中に寒天のストックがある。これを使って別の料理がしかも簡単にできないかなと思っていたら、寒天と蜂蜜とレモンがあればホットジュースが出来るらしいので作ってみた。レモンは何とかまだ木に成っているものを使い蜂蜜も戸棚から発見した。さっそくお湯に寒天を溶かしたものに分量を投入してあっさりと出来上がった。レモンをもいだ時間も含めて15分ぐらいであろうか。味は砂糖を使わないわりに甘くレモンの香りもよくて美味でした。これなら体調の悪いときにも飲めそうである。
昼の二時ごろに仏壇の部屋で日光にあたりながら本を読んでいる。ところで骨を作るには三つの要素があるらしくカルシウム、運動、日光だそうである。わたしの場合日光以外は十分なので仏壇で日光浴を採用することにした。
仏間で陽光にさらされながら魂も浄化しないかなと思いつつスウィフトの『ガリバー旅行記』の巨人の国編を読んでいたら、イギリスにはチビを林檎を用いて揶揄する諺があるらしい。へーと思ったが、調べみてもわからなくて残念。ただ、apple polish で「ごまをする」という意味があり、理由は「米国の学童が先生にぴかぴかに磨いたリンゴを贈った風習から」だそうだ、ここでもへーっと思った。人間というものは他人に特別扱いやサービスをされて喜ぶのは万国共通で、きっと賄賂も万国共通だろうなと不浄な魂がぼやいていた。