きんぴら

弟の仮卒祝いにカラオケに行く。二時間ほどアニメソングを歌っていたが、中でも「ふたりはプリ○ュア」と「ガオガ○ガー」は童心の魂の叫びなので歌っていて楽しいと思った。
カラオケに行く前に薬局に行って精製水とグリセリンを買った、これであす化粧水を作ろうと思う。日頃、寝癖スプレーで整えるぐらいで美容にはとんと無頓着なのに化粧水を作ろうと思ったのはこういう話である。わたしは鼻が悪いので洗面器の中に顔を突っ込んで水を鼻でのみ鼻空(鼻の空気を出し入れする袋)をきれいにしている。効果は上がっているのだが反面顔の皮膚が水にさらされてカサカサになっているので保湿したいと思った、である。しかしグリセリンはお通じの薬だったとは知らなかった。あした錬金術をしよう。
祖母のお見舞いに行く。たしかに予後は悪いがそれでも少しずつ良くなってきているので好ましいと思った。
夕飯を作る。メニューは、真いわしの塩焼き、鱈と水菜のお吸い物、きんぴらゴボウ、ごはん。焼き物と吸い物は15分程度で出来るがキンピラは手間がかかる。まず①細く野菜を切り、②ごま油でしんなりなるまで炒める、③酒と醤油で味付け、たったこれだけであるが①と②の工程だけで30分もかかってしまった。時間がかかった理由のひとつに細切りが巧くいかずその分炒める時間が長くなったことが挙げられる、少々無骨な出来ばえであったが、きれいに夕食でなくなったので良かった。つぎはもっと細切りができるように頑張ろう。