数日前に畳を変えた、その時の話。

 さすがに新しい畳はにおいがいい。
少々悪い私の鼻にも惜しみなくすがすがしいにおいを送ってくれる。
しかし変えたばかりの畳は作ったばかりの目の粗さゆえ、
すぐに乾燥して粉が表面を覆ってしまいなんだかホコリっぽい。
そこで新しい畳の掃除の仕方をネットで探してから掃除することにした。

 掃除のやり方を見てみると新しい畳は乾拭きではなくて、固絞りの水拭きがいいらしい。
どのぐらい固く絞るのかというとサイトの表現がふるっていて
「洗濯機の脱水にかけた雑巾ぐらいしぼれ!」だそうである。
ちょっと面白かったので、人類の面子と近代の科学力の雌雄を決すべく顔面が充血するまで絞ってみた。

 そのお陰で畳の表面はヨーロッパの芝生のようにつやつやです。