顔面体操

 むかしテレビで顔面体操というのをやっていた。この聞きなれない体操のやり方は、両手を鉤爪のような形にして手の平が見えるようにして目の前にかざす。そして、鉤爪を顔の皮膚には触れずに横に広げたり縦、斜めに広げたりする。この手の動きに合わせて顔面筋であたかも鉤爪に実際に引っ張られているかの如く表情をつくる。
 最初は鏡の前でパントマイムの練習のようにやるとよい、眉毛の動きと、唇の動きが案外難しいが慣れれば楽勝である。


 効用は顔面のストレッチである。日頃、仏頂面で机に向かっているような人には最適である。5分ほどやると顔の使っていなかった部位が心地よい痛みを覚え、顔の表皮がほくほくしていて大変気持ちがよい。

 もっか目標はブラックジャックピノコアッチョンブリケ面である。