人と会う

参考書を買うことと以前お世話になった方々への挨拶方々街へ出向いた。まず恩師と会って雑談、パン屋のおばさんと司書のおばさん、珈琲屋の奥さんにクリスマスのプレゼントとして花束を贈った、安い花だが喜んでいたようなので何よりであった。
パン屋のおばさんには花をあげた後に、パンとジュースをおごってもらった、花代より高くついたので悪いことをした、お金持ちになったらもう少しお高いものを贈ろう。
司書のおばさんと話しているとニィチェの『道徳系譜学』という1943年の本を、前に別の司書さんがくれると言っていたので、ずうずうしくおねだりをしてみた。しかし、独立法人化のあおりを受けて市内ではそこの図書館一冊になってしまうので廃棄できないそうである。だからもらえない、ざんねん。ときどき心がヤサグレた時に読みたくなる本であった。
珈琲屋にいく。しばらく豆の補給ができないので多めに予約をしていたが、多すぎてお金が足りないかった、この次でいいとのことだがなにせお金のことなのですまないと思った。
けっこう遠くにいても縁というものは切れないものだなと、花を贈った人たちの態度をみて感じた。