読書

しばらく読書が出来そうにないので、日記をつけるかたわら「孫子」を一日一章ずつ要約して読書欲とつじつまを合わせることにする。
計編

孫子はいう。戦争とは国家の大事である。〔国民〕死活がきまるところで、〔国家の〕存亡のわかれ道であるから、よくよく熟慮せねばならぬ。それゆえ、五つの事がらではかり考え、〔七つの〕目算でくらべあわせて、その場の実情を求めるのである。
五つのことがらとは、道、天、地、将、法である。道とは死生をともにしても疑わせないことである。天とは気温や時節などの自然界のめぐりである。地とは距離や険しさや広さである。将とは、才智や誠信や威厳をもった人材である。法とは、軍隊編成の法規や官職の治めかたや主軍の用途のことである。これらを良く知れば勝ち、知らなければ負ける。

感想、道を個人にあててみると士気、天は時節を待つこと、地は目的に付随する物理的な情報を計って評価すること、将は実力や長短所の把握、法は人と付き合うルールの公正さ、となるだろうか。順番からすると道を最初にもってきている辺りは流石だとおもう。
日記、きょうは勉強の一日だった、三時ごろに頭の空気が抜けたようになったが二、三十分の昼寝と音楽鑑賞で気力回復、それから夜まで気が抜けずに頑張れた。日本にもシェスタを導入すべきだとつくづく思った。