三日ぼうず

 
 時間ができたので日記をつける。

とりあえず、目標としては「三日」である。


 朝起きて、紅茶を飲んでから少し数学をやった。

案外簡単な代数でも忘れているもので、学問は継続してないと萎えるな

と実感した。明日も少しやってみる。

 
 午後から電話機が壊れていたので直しにいった。

しかし、電話機は故障しておらずBBフォンルーターも壊れていなかった。

結局、BBフォンのサービスセンターに電話すると

何でも回線の波長を変える装置を送ってくれるらしい、届くまで待つ。

 
 晩御飯を食べ、夏目漱石の「野分」をぱらぱらと読む。

この小説の前半は彼の著書「それから」の

夫婦会話が無いバージョンかなと思う。

内容は相変わらず暗い、しかし主要な登場人物が美とか道とか、

ほのかな希望みたいなものを必ず持っていてそれが彼らを痛めて

いるのだとかんがえた。


 晩御飯はトンカツであった。肉はうまい。